Archive for 4月, 2012

4月 21st, 2012

2012年4月26日 抱っこワークショップ 開催間近 参加者受付中

抱っこWS、いよいよ来週木曜日です!
抱っこワークショップ 緊張を手放して、力を発揮する 参照
2012年4月26日(木)13:30〜15:30 仲町台にて

ご興味のある方、まだ枠はありますのでお越しください^^

実は、私も、私の先生に抱っこの仕方をアレクサンダーレッスンでみてもらったことがあります。

今と比べると子供はもっと軽かったので、
今の私なら「そんな大変じゃないだろう」と思うのですが、
やっぱり当時は当時で「大変」だったんですね。

先生は、私が抱っこをしている姿をみて、
「ふん・・うまくやっているように思うんだけど・・・ほんの少し、こういう傾向があるかな」
と、ちょっと肩を後ろ引く動きをしました。

え?そうなんだ? 気づいてなかったな、じゃあ・・・?と思うと

「もっと、こんなふうに前に・・」
先生は胸の前でまあるく空気を抱え込むような動作をして、腕の使い方を見せてくれました。

とても大事なものをやわらかく包み込むような動きで、
それを見るだけで、気持ちも身体も優しくなり「ああやって抱っこできたらいいな」と思いました。

そして
『もっと、腕は前に長くなって、抱えるんだな」と、
今までの習慣と違う動きの方向性を「考え」ていると

「そうそう!」と先生

考えが変わると、動きにすぐに反映されるので、「こうですか?」と聞く前に、先生は「それだ」と教えてくれました。

その新しい抱っこの仕方は、いつもと違うのでなんだか不思議な体感もあるのですが、
腕が子供の身体にまきつくような感じ(あくまで感覚)がして心地よく思いました。

先生も、自分の先生に抱っこのしかたをレッスンしてもらったことがあるそうです。
(こうやって、代々、抱っこのレッスンが引き継がれていくっていうのもいいですね!!)

私の子供はそのころまだ8ヶ月くらいだったと思います。
先生は、自分がレッスンを受けたときのことを話してくれました。

「私がレッスンを受けたときは、子供はもう少し大きくて、身体を少し、後ろに倒す必要があったの。
そんな風に先生にアドバイスを受けた。
でも、今のあなたの赤ちゃんくらいの大きさなら、バランスを取るために、後ろに行く必要はないわね。」

その必要がないのに、私は肩を後ろに引いて、身体を反るような姿勢でで後ろに倒れていたんですね。
自分できづかないうちに。

しかも、その習慣は、抱っこのときだけでなく、寝るときにまで影響を及ぼしていたという・・
眠れない夜にアレクサンダーガイダンス参照)

抱っこで緊張したからだを、抱っこが終わったら開放することも必要ですね。

今回のワークショップでは、抱っこの仕方・抱っこから開放された後の、身体の開放、両方学べます。
アレクサンダーテクニークにとって、両方とも同じことだからです。

さてさて、
私たちのレッスンでは、どんな抱っこの発見があるか楽しみです!

どうぞお越しください^^

「だっこワークショップ」

教師:上原知子
アシスタント:福本亜紀

日時:4月26日(木)13:30〜15:30 / 入場開始 13:15~

場所:仲町台駅近くのサロン
   横浜市営地下鉄線 仲町台駅徒歩3分
   (詳細は申し込み後にお知らせ)

参加費:3.000円 当日清算

対象:どなたでも
    お子さんを抱っこする機会のある方
    これからママになる方
    アレクサンダーテクニークに興味のある方
    など・・・

定員:10名

ご予約・お問合せ:
オーガナイザー 武田佳子
daccows0426@gmail.com に、以下の内容をお送りください。

・お名前
・お電話番号
・メールアドレス
・お子さん連れの場合、お子さんの人数とご年齢

◎ ご一読ください ◎
お子さん連れの参加OKですが、保育士はおりません。
状況によりお子さんの面倒を見ながらの見学参加になったり、
お子さんを遊ばせながらの参加状況になる場合もあると思います。

また、他の参加者様も、赤ちゃん・お子様が一緒にいるワークショップであることを、事前にご了承ください。

4月 13th, 2012

インヒビション 神経の最大限の働き

今、私の大好きな本、「音楽家のためのアレクサンダー・テクニーク入門」を開いたら、
衝撃的な文章に出会ってしまいました。

シェリントンは言っている
「ある行為を抑制(インヒビション)することは、その行為に集中することと同じだ。抑制(インヒビション)は、神経が最大限に働く〔積極的な〕活動なのである」

なんだか、がつんと一発食らったような。

ちょうど「ああ、あれしなくちゃ、これしなくちゃ」と、時間を気にしつつソワソワしていたところだったので。

この文章、ほんとに、ほんとに、そうですよね!!!

インヒビションのない普段、
私たちって、一生懸命になってるつもりが、盲目になっているだけだったり、
がんばっていると思っているけれど、実は無駄な事をいっぱいやっていたり
「やってる!!!」って力説したくなるときほど、
自分の中で無理やり感を感じて、眼をつぶって力走するような、そんな状態だったりする。

インヒビションは、「しない」=「とめる」って勘違いされやすいけれど
インヒビションは 「こう!!」と思っていた認識・意識活動から
「こう!!」を取り除いて、
広い意識で状況を見渡すことができるようにしてくれるようなもの。

習慣的なジャッジメントや反応を取り除き、
その時々の状況にあった反応を選べるように土台を作ってくれるようなもの。

インヒビションすることによって、視野が広がり、意識が鮮明になり、集中力が増し、自分の中心が定まる。
自分と外とが一体であるような、
自分と外の区別がついて安心するような、
なんか、いつもと違う、そんな空気がやってくる。

そんな状況では、いつもと違う答えが自然と生まれたり、
全然違う反応でコミュニケーションをしていたり、
すっごく気になるであろう人の目が全然気にならなくなったり
こうでなくちゃという観念からするりと自由になれたりする。

開放であり、集中。

それを

「神経が最大限に働く〔積極的な〕活動なのである」

という言葉が、一見「静か」なこの状態は、実はとても活発な状態なのだということを教えてくれた。

いつもの習慣的な状況と間逆。
きっと、習慣的にただパターンで反応しているとき、私の身体は反応しすぎで、私の脳みそはグーグーと眠りこけている。

というか、ほぼ、毎日、眠りこけている。単純な毎日のリピート反応。
あんまり、神経を使っていないんだな。

もうすこし、脳みそを使って、
開放され、集中し、自由な選択ななかで生活することを楽しみたい。

と、思ったら、ボケーとした顔に、イキイキと微笑みがやってきた。
「ちゃんと、観る・選ぶ」という姿勢がやってきたんだな、と思った。

インヒビションは、無感情になることでもない。
インヒビションによって、自然と幸福感が増したりもするんだよね。

4月 10th, 2012

ライダウンワークのみのクイックレッスン

こんなレッスンは、どうかしらというお試しレッスンを企画しました。
終了時は未定です。
 

レッスン企画1 ライダウンワーク クイックレッスン

◎ライダウンワークチケット  ¥10,000 20分×4回 
  ・説明を含めるので、初回のみ30分
  ・だいたい6週間以内でご利用ください

場所:上大岡レッスンルーム(場所の詳細は、ご予約時にご案内いたします。)
時間:10:00-17:00 要予約 お問合せ・ご予約
 

 

このような方に

・身体を休息させたい方
・身体をリフレッシュしてバランスを取り戻したい方
・お仕事、ダンス、武術などのため、ウォーミングアップ・クールダウンに使いたい方。
・ひとりでライダウンワークを行うために、教師の指導がほしい方

 

ライダウンワークで期待できること

・呼吸がラクになる。
・短い時間で有効に休息を取れる。
・身体の支え方、バランスがよくなる。
・ウォーミングアップとして活用できる。
・心身の調和のための「身体の方向性」を学べる
 
身体全体が筋肉の不要な緊張から開放され、
身体の構造的な広がりを回復させることに役立ちます。
 
また、横たわった状態で筋緊張を開放するので、
椎間板に水分が戻ることを助けるといわれています。
  

 

 

ライダウンワークの方法

・洋服は着用したままです。
・生徒はベッドまたは床に仰向けに横たわり、立てひざになります。
・習慣的な緊張が減ることによって、広がるべき方向に身体が開放されることを許します。
・教師が触れながら、不要な緊張を減らす為のサポートを行います。

  
ライダウンワークは、一人で行うことができますが、
教師にサポートをもらうことで、より明確に開放する方向へと身体を導くことができます。

疲れたときや体調がすぐれないときにライダウンワークを行い、
勉強や仕事の合間の短い時間にリフレッシュし、またレッスンや仕事などに戻るなど、日常で自分の身体を休めるために利用できます。
 
私は朝一番の授業を行う前にライダウンワークを行ってからレッスンに入ることもあります。
筋肉が開放されながら、身体全体がのびのびとするので、
身体が目覚め、パキ! シャキ! と活動を始めるのに役立ちました。
 
きちんとしたフルレッスンということでなく、
ライダウンワークをクイックレッスンとして行うのは、いかがでしょうか。

4月 5th, 2012

スマホ対応

当サイトのスマートフォンでの表示を少々変えました。

前よりは、ちょっとましになったかと。

わかりずらいのですが、メニューの表示は、右上のリストマークからになります。

素人なりにがんばってみました。aicon_bbs13.gif

引き続き、少しづつ、改良していきます。

4月 1st, 2012

家事でアレクサンダーテクニーク。プロセスの大切さ

ここ一年ほど、アレクサンダーテクニークのレッスン活動やレッスンを受けることをお休みしていたのですが、なんと、産休・育休をとる以前よりも自分の心身のバランスをとることがうまくいっているという実感があり、そのことをシェアしたいなと思いました。

レッスンをお休みしている間の「過ごし方」が、私のアレクサンダーテクニック「自分の使い方」を成長させてくれたようです。

私の過ごし方といえば、毎日、子供の世話と家事。

自分のための時間というものはほとんどなく、
「○○がしたい」ということは、ほとんど出来ず、
普通ならくつろぐための食事も寝ることもお風呂も、子供の”ついで”。
母親にはありがちなパターンだと思います。

当然、ストレスだったり、疲れだったり、開放を求める気持ちが出てくるわけですが、
それが、一人の時間をゆっくり過ごす・・という、「今までのやり方」で発散するのは難しくて、
なんと、知らず知らず「家事をしながら」自分のバランスをとるということをしていたのだと、最近気づきました。

面倒・焦りの気持ちでが、自分をさらに大変にさせる

今日、友人に
「私、お茶碗を一個一個洗ったり、洗濯物を干したりたたんだりできるようになったんだよ。すごいことだと思う!」
と、言ったら、
「はあ??」と。 その反応、わかります。ちょっと自分が情けない。

「子供を産む前はね、ひとつひとつ小さなことをするのが苦手だったの。

洗濯物を干すのもね、あのたくさんぶら下がった洗濯ばさみをみると、これを一個一個とめなければならないんだ、とか、
これを一個一個はずすんだ、とか、
この洗濯物の山を、一枚一枚たたまなければならないんだ、とか、すごくプレッシャーだったの。
もう、その洗濯物の山とか、洗濯ばさみを見ただけで!
しかも子供がいたら、途中で邪魔されたりするしね。

脳内では、洗濯物を干し終わる、というミッションの”完了形”があるのに、現実は、この小さな一個一個をしなくてはならないでしょう??
そんなチマチマしたプロセスを通過しなくてはいけないなんて、なんて大変!!っていう気分。

で、当然、食器洗いも一個一個洗うなんて大変だという思いがあるから食洗機があるんだけど、その食洗機に、一個一個食器を入れるのが、私にとっては大変だったの!」

友人からは「どんだけダメなんだよ」といわれました。

ほんとに私はエンドゲイニング(目的達成に眼が行き過ぎる状況)が強いんですよね。
目的は「洗濯物をたたみ終えて、しまう」だったら、もうすぐその目的地の「しまう」を求めてしまう
でも、「しまう」に行くまでには、プロセスがある。
で、いままでは「しまう」までのプロセスを、「早くやっちゃおう!!」という焦りの意識とか「テレビ見ながらやろう!!」と、つまらなさから逃れようとして、行為に対する意識が雑だったりとか・・・そんな感じだったと思うんです。
家事全般に対して。

これは、習慣なので、生活の様々なところで同様のパターンが出てくるのですけど、このパターンでやっていると、どうしても疲れてしまう。
心身ともに。だって、一日中焦っていたり「やだな~面倒だな~」って、重い気分になってしまう。

疲労・ストレスの解決法として、無意識にはじめたアレクサンダーテクニーク

けれど、育児疲れ・家事疲れがマックスになるにしたがって(だからといって、自分の時間ももてないし)こういう時間の「小さなひとつひとつ」で休息をとることを自然にはじめたようです。

だんだん、洗濯物を干す時間・たたむ時間・食器を洗う時間・掃除をする時間、
そういう時間が私にとって「開放の時間」になるようになってきました。

「あれ、私、昔と違う」と、気づいたのは「自分の身体の使い方」が違うからです。

家事をしているときに「モンキー」や「ランジ」というバランスの態勢の中に自然に身をゆだねていることや、
地に足がついて、身体が広がりながら深い呼吸で食器を洗っていること、
動作のひとつひとつが丁寧で、ものを扱う「音」が静かになったり、物に触れる圧力が必要な分量に自然に調節されていること、
身体の緊張が少なく、意識もちょうどよく集中しているので、作業が流れるように進んでいくこと、
思考が「現在」でくつろいでいで、以前のように「作業を終えた私」を目指すのではなく、「今作業をしている私」に居続けることが出来ていること・・・

作業の時間が、とても、気持ちいいんです。
心も身体も、行為の中でバランスを取っている。
大地に足を根ざして、身体を空間に開放して、空気を自然に任せてゆったりと身体の中に循環させて作業を行う。
まさに、アレクサンダーテクニークのレッスンの中で家事をしている状況なんだと思います。

以前は、家事をしながらアレクサンダーテクニークを使うとき、「あ!そうだ、モンキーを使おう」とか、「広く長く」とか、意識的にやっていたんです。
それが、「無意識に」その状態に入っているというのが、なんだか私にとっては大きな成果でした。

生徒さんにレッスンを行うときに「アレクサンダーテクニークを使って自分を大切にする」のは、アレクサンダー教師にとっては大前提の基礎です。
それをしないと「レッスンができない」から。
だから、レッスンをするときは、無意識に自分の心身のあり方が切り替わります。

今、家事をするときに、無意識に自分の心身の使い方を変えていたという状況に気づいて、
私の中で家事がレッスンと同じくらい「大切に扱うもの・大事な時間」になってきたことが、とてもうれしく思います。
ふつうのことを、ふつうに大事にできること、それが、以前は出来なかったことのように思うので。

これが、育児休業中に、私がトレーニングできたことなのだなと思います。
(そういえば、お寺とかで、お坊さんが掃除を修行として行っていますよね。
なんか、そういうのも、似たものがあるのかな。)

家事ワークの結果・副産物

先日、生徒さんにベッドで寝ていただきながら触れてレッスンする「ライダウンワーク」をしていたとき、
以前は苦手だった体勢に自然にスッと入れたことや
自分自身の方向性が以前よりもラクに明確になっていたこと、
方向性の中で広がっていくダイナミズムをくつろぎながら体験し、同時に生徒さんと自分に対する「結果への期待感」からも開放され、
育児休業に入る以前よりも、アレクサンダーテクニークのレッスンを快適に行うことができました。

これは、「家事ワークのおかげだな」と思いました。

・以前の習慣を使わない(インヒビション)
・理論だった、建設的な新しい使い方を選ぶ(ディレクション)
・結果にいたるまでのプロセスを大事にする(ミーンズウェアバイ)

これは、アレクサンダーテクニークの原理です。
今回、私に起きたことは、無意識ながらミーンズウェアバイにフォーカスすることが、同時にディレクションとインヒビションをもたらしてくれましたように思います。
これらは、分けることは出来ないんですね。
原理として、分けて考えることはできるけれど、それが実際に起きるときは、すべてがうまく起こっているはずです。

そして、そんな状況で行われた作業結果は、以前とはまるきり違う見違えるものでもありました。
以前はやっつけ作業だったのが、きれいに干していたり、たためたり、引き出しの中が整理整頓されていたり、ステンレスのお鍋が依然よりきれいになっていたり!
それらは、目標として行ったというより、結果としてそうなった、というところが以前と違います。
(以前は、それをやろうとして、ストレスを感じ、そして出来が悪い(^^;)という。)

今は結果としてそうなり、そしてそれを見てまたすこし幸福になる、という、よい循環がうまれ始めました。
きちんとした方にはかないませんが、私の中では、前よりずっといいです!

ラクして「早く終わらせたい!」と思ったときは、これを何度も思い出したいです。
「ひとつひとつ大事にしようと思えば、全体のプロセスも結果も、心身ともにラクなものになるよ」と。