Archive for ‘フリートーク’

9月 9th, 2014

アレクサンダーテクニーク リトリート
10月4~5日(土日)
長野のナチュラル古民家カフェにて

秋の週末、おいしい食事とともにアレクサンダーテクニークをゆったり学べる素敵な企画ができました。
ぜひご参加いただきたい、おすすめのレッスンです!

プログラム・場所・料金・お食事などの詳細と申込み方法は
「自分をほどく」週末リトリート@信州四賀をご覧ください。

 

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今回開催場所となるのは、長野県松本市の自然に恵まれた四賀に「Sabouしが」という古民家カフェ。
こちらのカフェで1泊2日の合宿となり、レッスンだけでなく、お食事も楽しんでいただける「おいしい」リトリートです!
「Sabouしが」さんについてはこちらをどうぞ。https://www.facebook.com/SabouShiga/timeline?ref=page_internal

主催は、「共奏キッチン」という、ごはんを作っておしゃべりをするイベントをいろんな地域で毎月で開催している高田彰一さん。アレクサンダーテクニークも熱心に学んでいます。

いろんな場所でおいしい企画や、心にあたたかさをもたらすイベントを開催してきた彰一さんが、今回はアレクサンダーテクニークの開催地として選んでくれたこの場所……とても楽しみです。ゆったりしつつつも寝ぼけ眼ではなくて、新しい可能性を開いていけるようなレッスンにしたいと思っています。
ぜひあそびに来るような感覚でご参加ください。

どんな内容か見てよう!と思ったらぜひクリック!↓
自分をほどく」週末リトリート@信州四賀

(2014.9.14更新)

7月 14th, 2014

望みがあるだけじゃ、望みは達成されない

そうそう、先日レッスンをうけたことについての付け足しとして…。

私のレッスンをオンラインで先生にみてもらったのですが
私が生徒さん役のパートナーに
「望みはなんですか?」と聞いたとき
パートナーは自分をすこし押し縮めながら「楽に立ち上がりたい」と言いました。

それをみて、先生が
「楽に立ち上がりたいって言ったよね。でも実際には自分を押し下げたんだ。
望みがあるだけじゃ、望みは達成されない

という趣旨のことを言った瞬間、
なんだかガーンと来た。

その瞬間、世の中の在り方がグチャっと潰されたような感じがした。

アレクサンダーテクニークは、
行為の中での「自分の使い方・あり方」を学ぶ。

自分の使い方を選ぶということが、
望みを達成するときの手順の1つだと考えている。
そして、自分の使い方を改善するための手順を学ぶ。

「目的」をもつこと
「その目的のための手順を持つ事」
そういうアレクサンダーテクニークの考えの大切さが、
一瞬で強烈に身に染みた言葉でした。

7月 14th, 2014

建設的意識によって使い方を変える

 

先日、アレクサンダーテクニークのレッスンをスカイプ(音声と動画)で受けるという面白い体験をさせてもらった。

先生に触れてもらうことはできない「オンライン レッスン」という手法だったけれど、すごくよかった。
先生がテクニークについて説明してくれたり、私の動きを見ながらアドバイスをくれることで、
無意識のうちに私が私をどんなふうに使っているのか気づくことができたし、
今後、どんなふうに自分の使い方にアプローチしていくことができるのか、
新しい提案を貰うことができた。

人は問題に意識が向きやすい。
けれど、問題がある部分から問題のない部分に注意をむければ
(思考が建設的になれば)心身に驚くほどの変化があることを見たり体験したりした。

自分について意識できる部分や、コントロールできることなんてわずかで、
私たちの大部分は、「気づくことができない部分」のシステムに支えられている。

自分にいま、調和があるのか、不要な緊張があるのか、必要な緊張がないのか…
そういうことを感覚的に知ろうとしたり、改善しようとすることがほとんどだと思うけれど、それはうまくいかないことが多いですよ……という前提がこのテクニークにはある。(その理由は、今はおいておく)

自分全部についてすべてに気づくことができないけれど、「自分というシステム」がうまく働いているかについて、アレクサンダーテクニークでは頭・胴体の関係性(プライマリーコントロール)をとおして判断したり、
そこをケアすることで、自分全体のシステムを丸ごとケア調和をもたらしていける……と、考えている。

そして、その頭・胴体の関係性は、
私のちょっとした意識でひとつ、解放されたり、緊張に向かったりする。
今回のレッスンでは、ほんの一瞬のちょっとしたことで、自分の邪魔をしてしまうのだということを痛感させられた。

私が、どんなときにその一瞬の邪魔をするのかわかっていても、やめるのは難しい。
「気分」はすぐにいつものやり方に私をつれていこうとする。

だから、それに対抗するためには、ほんとうに、意識的に、建設的であり続けようと、強く自分の手綱を持ち続けて、
自分の意識ををいつもと違う方向に向け続けていくという、強い決意が必要だった。

ここに、「習慣を抑制する」ことと「新しい方向性」の両方があるのだ、と先生が言って、
「まったく、その通りの体験だった」と納得し、その繊細な意識の方向付けに「うーん…普段、ここまで厳しく繊細にきわきわのところで、自分を方向づけてはいないなあ」と反省したのでした…。

いま、アレクサンダーの著書
The Universal Constant in Living
を読んでいて

自分の使い方が、自分のメカニズムの働きを
統合する力をもっているからこそ「機能を恒常的に改善する結果が生じる」
という事を、体験を通して理解することが、統一性という概念を実行に移す前に必要。

と書いてあるのを読み、

私が先日オンラインレッスンで体験したことは、
まさにこれだなあとと納得した。

付け足すならば、「自分の意識によって、自分の使い方が、自分のメカニズムの働きを統合する力をもっているという事を体験を通して理解した。」
かな。

その体験と理解があったからこそ、レッスンが終わった後も学んだことを1人で使って練習することができる。
ほんとうに、自分を使うって、自分がしていることを知ることや、
新しい方向付けについてクリアになることがすごく大事なんだなあ…
じゃないと、一人で練習できないなあ…と感じたのでした。

まあ、クリアじゃなくても、練習しながらクリアになっていくというのもあるけれど、
「わたしはここで、こうやって、自分のつかいかたの邪魔をする」って知っているのは、私にとっては大事なことでした。
(「今なにがうまくいっていなかったのか知る必要はない、何を考えることが必要なのか知っていればOK」みたいなアプローチもありますが)

今回の学びは、アレクサンダーテクニークでは当たり前のことだから、
こうして文字に起こすと何をいまさら…なんだけど
アレクサンダーのレッスンでは、当たり前のことを何度も体験を通して
「わあー!本当だーー!!」とやっているといってるわけだからなあ…。

でも、毎回新しいことのように感じる。

「わーーー!まだまだこんなに可能性がある!!」の連続…なので、いつまでたっても「出来る」っていう実感が得られないなあ。
うれしいことではあるのだろうけれど……。
しばらくは、この”きわきわ”の注意力をどれくらい使えるか練習していきます。

5月 15th, 2014

レッスンメモ ルシア・ウォーカー(3)

ルシアが言っていた、大事なこと。

「いろんなマスター・ティーチャーのレッスンを受けていると、
『そんなアイデアどこから出てきたの??』というような、すばらしいアドバイスがあって、『忘れないようにしなくちゃ!』と、一生懸命ノートにとったりしたりします。」

「でも、大事なのは、先生が何を指示したかとか、どんなアイデアでうまくいったかではなくて、どのように習慣が抑制されたかなんです。」

ルシアの言っていること、すごくわかるな。
先生の「こうしてみたら」とか「こう考えてみたら」っていうアドバイスは、
ほんとにすばらしいことが多くて「おお!!そのアドバイスすごい!!」と、
そのアドバイス自体を大事にしなくてはと思うことがよくある。

で、「そのアドバイス」=「アレクサンダーテクニーク」だと思ってしまう人もいる。
でもそうじゃないことは、とても多い。

F.M.アレクサンダーは「このテクニークは、”習慣の抑制”に基づいている」と、言っている。

うまくいかない大きな原因は
「やりすぎ」
「過度の緊張」
「目的にとらわれすぎて近視的になっている」
などなど…習慣的なやり方。

だから、このワークでは一番初めに
1.習慣的に反応するのをやめましょう
というのがあって、

そして
2.習慣を抑えつつ、建設的なステップを始めましょう
とくる。

どうしても人って「こうしたらうまくいった!」の「こうしたら」に注目してしまう。
「こうしたら」「しないですんだこと」があって、アレクサンダーテクニークでは、むしろそっちが重要なんですよね。

「こうしたらいいんだ!」のハウツーだけでなく、
習慣を抑えることによって、うまくいく…ということ、
そのための練習をしているんだということ、大事にしたいと思います。

5月 13th, 2014

レッスンメモ ルシア・ウォーカー(2)

身体のバランス、ということについて、ルシアがとても良いレッスンをしてくれた。

ヨガやダンス、いろいろなアクティビティーのレッスンで、
「バランスがうまくとれない」というテーマでレッスンをする方はたくさんいる。

バランスっていうのは、「動くこと」だと、ルシアは言った。

参加者の1人が「ダンスの時、足(フット)が安定せずバランスがとりづらい」といい、バランスを探究するワークとして、みんなで片足立ちになって見たり、大きくステップを踏んでみたり、バランスが危うい動きを踊るように遊んだ。
「足で床をつかまないで、床のその先にもまだ足が進んでいけるかのように…」

いろんな片足立ちをためして、バランスを楽しむのは面白かった。

「もし、足がこんなふうになると、からだは頭よりも先に何をすべきか分かって、バランスを勝手にとってくれますね。バランスっていうのは、動くことなのです」

なるほどなるほど…とおもいつつも、すっきり腑に落ちない部分も…。
もっと静かな安定感のある、バランスの場合は?

「でも、ダンスをしたりするときは、ダイナミックに足を上げたり、たくさん筋肉のトーンを使います。足の関節を固めたり。」

うんうん。

「でも、足を上げたその筋肉のトーンのまま、地に足をつけて立とうとすると、あしが固まっていて、バランスをとるという仕事をしてくれなくなります。」

!!

「だから、足をおろして、床にあしが付くときには、そのトーンを解放してあげることが必要です」

あーー!そうかいうことかーー!

そうやって、足を大きく振り上げてから、大きな歩幅でまた床に足がついていく姿は、本当にきれいだった。

足の関節が自由で、床に合わせて足の甲や指がしなやかに着地していて、
バランスをとるための「用意の緊張」は何もなかった。

足を上げるための、足の仕事をし、
足を着地させるための、足の仕事をし、
バランスをとるための、足の仕事がなされる。

それぞれがダイナミックに連動していて、身体が安定し続けながら動いているその姿は、バランスのことなんかまるで気にしていないよう。

バランスは、からだ全体の仕事の、自然な結果のようだった。

ふらふらとバランスをとるのではなく、
しっかり安定したバランスだった。

それは、足の事だけではなく、ルシアが生徒さんの胴体に触れてサポートをしていたからだと思う。
だから、やっぱりバランスをとるうえで頭・胴体のバランス(プライマリー・コントロール)が要なのは大前提。
そこは、アレクサンダーテクニークの基本で外せない部分。

そのうえで、「動くことがバランス」だっていう、美しい実例を見せてもらった。
「動くことがバランス」っていうか「動けることがバランス」なんだろうな。

固めてしまうと、バランスをとることはできないですよ、と、ルシアはモップの柄を手の平の上に立てて、バランスをとる姿を見せてくれた。

バランスの学びかたはいろいろあると思うけれど、
とても素敵なレッスンでした。


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