方向性を足す

BodyChanceで、プロコースの授業が終わったところ。

今日のレッスンで行ったことをベースに、【新しい使い方(動き方)のための方向性】について書いていきます。

本日のプロコースは、決まったストーリーもなく始まりましたが、生徒さんたちの素晴らしい導きによって、「授業」になりました。
生徒さんの学びたいというエネルギーが授業を進めてくれるので、私も一緒に学ばせてもらっています。

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頭と脊椎の関係性は、腕・足といった体幹以外の使い方に影響を与えています。
同様に腕・足といった部分の使い方は、体幹の調和に影響を与えています。

「首を自由に」というメッセージを与えるだけより、
「首は自由に、頭は前へ上へ」と、具体的に頭の方向性を加えた方が、身体の在るべき姿が明確となり身体の調和・機能性に良い影響を与えやすくなります。

さらに、「首は自由に、頭は前へ上へ、背中は長く広く」と思った方が、調和の為のガイドはよりクリアになります。

私はそれを、「方向性(ガイド)を足す」と表現しました。

はじめの「首が自由に」というメッセージに、ドンドン方向性が追加されるイメージ。どうあるべきかがドンドン明確になり自分を使う「操縦者」である自分自身の意識にパワフルさが増してくる感じです。

けれど、腕や足で間違った使い方を続けようとしながら、頭・胴体の使い方を良いものに変えることはできません。

頭・胴体の方向性だけ考えてうまくいかない人にとっては、腕・足のことも明確にすると助けになります。

部分の使い方は全体の使い方に影響するため、部分が改善されることで、頭・胴体の関係も改善されるので。

(実際のレッスンでは、コッチの習慣を変えようとすると、アッチの習慣が顔を出す…というようなことも多々あります。新しい使い方や、全体の使い方を同時にケアすることに慣れていない間は「方向性を足す」というようなことや、全体に気を配りながら部分をケアすることが難しく感じるかもしれません。それは新しい使い方をやり始めた頃はしかたがないことで、だからこそレッスンを重ねることが必要です。)

それぞれの方向性がどういうものなのかについては、実際に体験を通して学ぶ必要がありますが、出来るだけ解説できるようチャレンジしてみます。

とりあえず、一番大事な頭と脊椎のことは置いといて、次回は、腕と足の方向性・胴体との関連性について更新します。

( 頭と脊椎の関係性は、書籍やウェブサイトなど、沢山説明が既に出回っているので、保留にします。時間をかけて、説明のページを作る予定です。)

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