エンドゲイニングをやめ、習慣を抑制するには

前回の投稿の続きになります。

自分のことをよくわかっているけれど、変えられないというケースはたくさんあります。
私がそうだったように、「わかっちゃいるけど、習慣が抑制されていない」っていう状況。

今回、望みと不安の板挟み状態の私は、
「わかっているけどやめられない」
から、
「やめられた」
に、どうやって移行したのでしょうか…。

いったいどうやって「習慣が抑制されたのか」?と自分を振り返ると
「毎回、毎瞬、何を体験するのかはわからない」ということを思い出し、決定的な自分のミスを痛感した瞬間、抑制が働き、新しい方向性(やり方)に移行できたのだと思います。

この”痛感”っていうのがキーで、エンドゲイニングとミーンズウェアバイに関係している部分。

大事なとこなので、エンドゲイニングとミンーズウェアバイについて説明します。

【エンドゲイニング】
 目的を達成しようと集中しすぎて、自分に悪い影響が出ていてもかまわず突っ走るやり方。直接的・盲目的に目的に到達しようとするやり方

【ミーンズウェアバイ】
 エンドゲイニングとは逆。不要な習慣を抑制し、自分の使い方を改善し、その結果、機能的になった心身で目的達成のためのプランを遂行することができる。自分の使い方を面倒見ているため、悪い影響を作らずにすむ。

アレクサンダーテクニークの学びは、エンドゲイニングからミーンズウェアバイにやり方を変えていくというものです。

そして、このミーンズウェアバイというのは、「エンドゲイニング」じゃ、うまくいかない!!っていう深い理解があったうえに成り立つものだと、アレクサンダーは書いていたと思う。

薄っぺらい「わかっているけどー…」ってレベルじゃないんですよね。
「やばい!まずい!このやり方はうまくいかない!!」って、本当に実感をともなっている。

最初、私が「満足がほしいという思いと、不安との間でうまくいかないわ」って状況を把握したときは「うんうん、わかった。私ってこんな状態なのね」みたいに理解はあるけど「じゃあ、どうやって不安を掻き消せばいいなー」「わかったからって、この気分は変わらないわー」なんて意識だったかもしれない。
そうやって、理解してもなお、感覚にしがみついていた

これが、「まずい!このやり方はうまくいかない」とはっきり理解して思い出せたのは、レッスンの賜物。
その実体験を何度も繰り返して知っているから。

「感覚を目的にしてたら、根本的になにも変わらない!」と気づき、感覚にしがみつこうとしていた習慣を抑制することができた….のだと思う。

アレクサンダーを学んでいれば、エンドゲイニングがうまくいかないってことは、みんなよく知っている。
でも、わかっていてもエンドゲイニングになってしまうのが「習慣」という強い力。

刺激や習慣が強いほど、その強い力に対抗するために「本当に、このやり方はうまくいかない」と実感していることが必要で、その力を育てていくのは、レッスンをコツコツと積み重ねるしかないのだろうと思う。




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