心の中の話し方を変える

私は基本、ネガティブで、心配性。
「ああ、やだな」「ああ、自分にがっかり」「大丈夫かな」「どうしようかな」という思いが、頻繁におこります。
 
その思いは、そう思った瞬間に、私に重さを作ります。
実際に体を動きにくくし、体も心も重く感じさせます。
 
最近は、「ああ、やだな」と無意識に思ったら、
「もっと、こうであったよくない?」
「それから、こうだったらもっといい!」
「そんなこと現実的じゃないけど、こんなだったら最高」
と自分の望みに対してクリアになる遊びをしています。
「不満」から「望み」に意識を転換させると、すこし、軽やかさや明るさがやってきます。
 
望みを思うときのコツは、
それによって、気分が明るくなること。
望みを思うことで「それなのに現実は…」と悲観プロセスに入ってしまうと逆効果。
 
なので、望みの実現性なんて考えず、
もっとこうだったらいいのに!というビジョンを「楽しむ」。
それだけでも、自分のなかの深刻さが減って、動きが軽快になります。
 
そうすると、だんだんエンジンがかかってきて、
じゃあ、こうしよう!と行為のプランがクリアになって、結果望みが実現することもあります。
 
 
あなたは自分に対して、どのような口調、雰囲気、スピード、言葉遣いで話していますか。
 
心配症な声ですか
楽天家の声ですか
自分を律するようなことを言っていますか
怒っていますか
おだやかな声ですか
 
あなたが、あなたに話しかけている
その内容、口調によって
あなたの心身はどのような反応をしていますか。
 
もしそれが、心身を大変にするものであれば
自分の心の声を意識的にかえてみましょう。
 
ネガティブな思いを止められない時は、その声のボリュームを小さくしてみることも役立ちます。
 
どんな言葉・声が、あなたの調和のために役立つか、
楽しみながら実験して探してみましょう。

2 Comments

  1. かみやきょうこ

    2019/10/9 水曜日 at 20:23

    はじめまして。自分に話かけていることを考えた時、父親を思い出しました。子供の頃、叱られてばかりいた自分。いつも押さえ込まれていた自分を。だから動けないんだと思いました。こういう刷り込みの呪縛も取れるのですか?

  2. Tomoko Uehara

    2019/10/15 火曜日 at 14:13

    かみやきょうこさん

    コメントをありがとうございます。
    この実験の目的は、「新しい思考のベクトル」を自分に与えるという点にあります。
    習慣的に流されるのではなく、意識的に対応することを選ぶ練習です。

    トラウマ解消目的ではない為「その呪縛、取れます!」と言い切ることはできないのですが、そのような呪縛から距離を置いていくことは出来るかもしれません。

    子供のころの体験は、強烈に心や体に刷り込まれますよね。
    そのような刷り込みに「違うかも?」「違ったら?」「そうではなくて、こうかも?」と新しい価値観を提示してみてください。

    結果を気負わず「こんなふうに考えると、私の身体は、動きは、心はどうなるかな?」遊び感覚で行うのがお勧めです。

    新しい発見・体験がありますように!

コメントを残す

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください