からだ全体の揺らぎ、感覚を楽しむ

子供のころ、
ブランコを大きく漕ごうとしたときや、
すべり台から爽快に滑り降りるとき、
 
身体全体でその遊びを体験し、
バランスを取ったり、
風や遊具が身体に触れる感覚を楽しんでいました。
 
だんだんと大人になるにつれ、
その「からだ全体」の意識や
身体感覚を介した「世界・行為・興味」についての全体意識が、薄くなってきているように思います。
 
けれども、「バランスを取ろうとする身体全体の小さな動きを、私は今許しているかな? 使っているかな?」
と、自分の全体性に関心を向けるだけで
不要な緊張を手放せて
ゆるゆるとバランスを取り戻していけるのがわかります。
 
その瞬間が、とてもほっとするのです。
 
本を読んでいようと、
パソコンに向かっていようと
掃除をしていようと
 
子供のころ、
ブランコの小さな揺れを体全体で楽しめたように
自分の身体のなかにある、小さな揺らぎや動きや感覚を楽しむことができる。
 
それは、単に楽しみではなくて、
私の全体性を取り戻し、ラクに、イキイキと、穏やかに存在するために、とても役立ちます。
 
 
みなさんはいかがでしょうか。

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