自己レッスン:「刺激と反応」の観察2
「刺激と反応」の観察をして、だいぶ収穫がありました。
何気ない行為の中で「頭を後ろにする」という癖が良くわかりました。
PCに向かおうとすること
包丁を持とうとするとき
シャンプーのポンプを押そうとするとき
例をあげたらきりがないけれど、
「やろう」と思うだけで、いちいち「頭を後ろ」にしている・・・・・・。
この何気ない不要な・行為の準備のように現れる・習慣的緊張に気がつけたことが、とても楽しくうれしいことでした!
そんな自分の習慣に気がついて、以前よりも行為の前に頭の方向を意識することが出来るようになったと思います。
もうひとつ、良い収穫が、表情筋の習慣。
何かに集中している時、頬の筋肉を上に上げていたのです。
もともと私は表情筋の習慣が強いタイプ。(普通の時にも笑っている”笑い癖”という感じ)
アレクサンダーテクニークを学び始めた当初、目の緊張が減ったことは大きな出来事でした。
今回は、この頬の緊張癖に気づいて、”頬の方向性”について少し見直してみました。
集中しようとすると、視線の焦点を狭めようとしながら顔の筋肉も中心に寄せようとしていたみたいです。そのときに、頬も上がる。
集中にそういうことは必要ないんだと冷静になることによって筋肉的緊張も減ったけど、
気持ちも穏やかな視野の広い集中状態を体験することができました。
特に意識し続けたというわけではないけれど、この「頬の使い方」は、数日後には知らないうちに減っていました。
この習慣をやめるのには、「気づくだけ」でもだいぶ効力があったようです。
とはいえ、「習慣」なので、まだ完全になくなったというわけではないのかもしれないですが。
顔の緊張が減ると、頭のバランスがとりやすくなったのも良かったです!
一緒に課題を行ってくれたカルチャーセンターの生徒さんも、自分の習慣と向き合う時間をとっていただけて各々気づきがありよかったです。
まずは、「自分のしていること」に関心を寄せることが第一歩。
次の課題は「抑制」です。
抑制についても、体験したことをレポート予定です。
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