咀嚼と感覚。感覚を使って情報を集め体の使い方が変わること。
食事中のこと、食べるのことに焦っているいるとか、面倒くさいとか発見してきましたが、
今日、その問題が素敵に解決しましたーー!やったー!
感覚を十分使って食べると、ラク。
これでした!!
体が反応するには、「情報」はやっぱり大事なのでした!
ではでは、本日の観察と実験の経緯をご報告します。
今日、お昼ご飯をお店で食べながら
「まただ。噛むのがめんどくさい。疲れる。というか、どうやって噛めばいいのか、どのくらい噛めばいいのか、よくわからない」
と、食べることを観察しているがために不快感に気づいてしまうということがおきました。
「じゃあ、どうやって食べたらいいの??」みたいな混乱状態。
それは、頭を上に導くという「方向性」だけの問題ではうまく解決できないように思いました。
とにかく「どうしたらいいの?」というときは、「今何が起きているのか」ということを「観察」するのがアレクサンダーテクニークで学んだことです。
『観察して気づいたこと』
・食べながら、食べ物を見ている
・その結果、食べながら、次の食べ物のことを意識している
・その結果、食べながら、まだ早い段階で、次のおかずをお箸で取り始める
・その結果、食べることをせかされているような気分になる
・その結果、無意識の焦りと、ペース配分のわからなさに葛藤
『租借についての観察』
・噛むという、あごと歯に注目して観察していた
・その結果、食べる=噛む=あご・歯の行為だと思ってしまっていた。
『新しいアイデア』 ←ここから、変化をするための実験です!!
・食べている間、食べ物から目を離そう
→いったい何を見ればいいんだ??ちょっとした不自由感を感じる
『新しいアイデア2』
・感覚を十分に使って食べよう。
これが、よかった!!
衣のさくっとした歯ごたえ、その後広がる暖かい肉汁とうま味、弾力性とやわらかさ。
五穀米の時々モチモチ・プツプツした楽しみ
お新香のぽりぽりと、はっきりした味。
とにかく、たくさんの感覚とともに喜びを感じることができた。
同時に素材に気がいったり、イメージと食感のギャップに気がついたり、今までならスルーしていたであろうことにも興味がわいた。
大事なことは、ただそうやっておいしく食べられたことだけでなく「噛む」という行為が改善したこと。
噛むということをはじめは歯で注目していたけれど、舌の存在を忘れていた。(なんてこと!)
租借には舌が必要だった。そりゃそうだー。だけど、はじめはそこまえ意識がいっていなかった。
感覚を楽しんで食べると、味・硬さ・温度の情報にあわせて租借のペースが作られていく。
これが重要だったのだと思う。
単なるもぐもぐじゃなかったーーー!
当初、食べることに焦ったり、めんどくさがったり、ペースがわからん?と思ったりしていたけど、それは単なるもぐもぐをしてたからだったのね!!
体が反応するには、「情報」はやっぱり大事なのでした!
きっと、食べながらお皿の上の料理に気がいっていたり、同席している人に注意が行き過ぎていたり、ほかの何か(TVや景色)に意識が向かい、食べることの情報を取りこぼしているかたは、私意外にもいっぱいいるのではないかな。
食事を視覚・嗅覚・触覚・味覚をフルにつかって楽しむことを、たまには思い出してもいいと思います^^
これで、快適においしいご飯が食べれます!!!!よかった!!